北鎌倉台峯 緑の会 山歩き・山の手入れ開催中

お知らせ

特定非営利活動法人である当基金の解散について

2021年9月23日
現理事長・新幹事長 出口 克浩

皆様ご存じの通り、当基金は台峯を保全すべく、まず任意団体として発足し、その後2001年に特定非営利活動法人(NPO法人)を組成しました。
そして2004年に市が台峯緑地の購入と保全を決定し、台峯を開発から守るという当基金の大きな目標は達成された訳ですが、その後も周辺緑地の保全のため皆様から頂いた浄財を市へ寄付するとともに、「台峯を歩く会」や「山の手入れ」、更に市との協議など日頃の活動を行うことにより、台峯の実質的な保全に努めてきた次第です。
それから十数年、ようやく今年度になって台峯は公園として全面開園する見込みです。賑々しい式典などは催されないようですが、既にかなりの部分が利用可能となっています。理事会としましては、ここを一つの区切りとして、NPO法人としての当基金は2021年9月23日に行われた臨時総会で解散を提案し、賛成多数で、解散が可決されました。
権利義務の主体となるNPO法人には、特に当基金初期の浄財による資金集めなどにおいて大きなメリットがありました。しかし、マンパワーの若返りがなかなか難しい中にあって、経理、登記、県への報告、一般への開示、法人税対応、理事会・総会の開催等、法によるNPOとしての必須業務にはかなりの負担感がありました。
むしろ今後その力は、「歩く会」、「手入れ」、市との協議等の、本来的な活動に集中して費やされるべきであって、それは自由で身軽な任意団体においてであれば可能になると考えられます。
当法人の活動を引き継いで継続する任意団体が近く創設・発足する運びですが、当法人の多く役員が引き続きその運営にあたってもよい、としています。皆様にも引き続いてのご理解とご支援を期待します。
任意団体の呼称は、特定非営利活動法人(=NPO法人)を削除し、単に「北鎌倉の景観を後世に伝える基金」とすることは、決定済です。

                                                                                               

以上